4月から6月までずーーーとほぼ在宅でオンライン会議三昧でした。
事務をする机と、WEB会議用の机の距離わずか1m。
移動時間が大幅に短縮され、効率的に仕事ができるように。
ここぞとばかりに新しいことに手を出して、改めてインプットの時間をもっと増やす働き方に切り替えようと誓った2ヶ月
そんな中、久しぶりにオフラインで外出し富山県に。
始発で岡山をでてコロナ対策とりつつの自治体と協力隊向け研修を担当。
ソーシャルディスタンス、といわれているので1人1机。
コロナの影響で、距離を保ちながらの研修。
ワークで距離を取りながらも人と人が話し合う参加者のみなさんの姿をみて、なんだか涙がでた。
人と人が場に集まってオフラインで交流する、ということがどれだけ人を元気にするのか、お互いを知ることができるのか、オンライン漬けだったこの数ヶ月があったから気がつく事ができた1日でした。
富山県は、富山の薬売りの瓶にはじまりガラスのまちづくりをしてきていて、ガラスアートからの学びも多く、作家さんたちが外の世界の捉え方や、自分と外の世界とのコミュニケーションを、ガラスの特性(反射する、映す、光を取り込む等)を使って表現していて、気づきが多かった。
特に、ガラス作家の渡辺千恵美さんの作品の美しさたるや
ガラス板でこんな美しいものが
こちらの作品(小曽川瑠那さん作)も、じっとみて
感じ入るものがありました。
自分には、ガラスがもつ綺麗さを消しているように見えて、でもそれが、この作品が表現したいところ、作家さんの経歴などをみながら、社会に対する思想が垣間見えるような気がしました。
理念や問題意識、作り方も入り口から出口まで全てがデザインされている、と気付けた気づきの多い出張でした。
今夜は束の間、オフラインでぼーとして、岡山に帰ります。